陸・海・空!最速動物ランキング

陸・海・空!!世界最速動物ランキング

地球上には、陸、海、空と様々な動物が存在しています。

その中で一番スピードの速い動物は何だと思いますか?

今回は、動物達のスピード、最高時速を、陸、海、空のカテゴリーに分けて、それぞれをランキング形式で見ていきたいと思います。

我らが人間とどのくらいの差があるのかも興味があるところです。

では早速見て行くことにしましょう。

最速動物ランキング 陸上動物の部

まずは、陸上動物から見ていきましょう。

最速動物ランキング~陸上動物~ 5位 ライオン・ブラックバック・ヌー

最速動物 ライオン・ブラックバック・ヌー

時速80km

同率で3種の動物がランクインしています。

百獣の王ライオンは、スピードも兼ね備えており、強いだけではないことが分かります。

ブラックバックは、別名をインドカモシカと呼ばれ、しなやかで強靭な脚力をもっています。

ヌーは、ウシ科の動物で、体が大きく、走るのは苦手なように見えるのですが、トップスピードは時速80kmにも達します。

最速動物ランキング~陸上動物~ 4位 クォーターホース

最速動物 クォーターホース

時速88km

クオーターホースの歴史は、アメリカ開拓期にまで遡り、ヨーロッパから連れてきた、アンダルシアンと、サラブレッドやアラブ種、マスタング等を交配し、改良を重ねることで誕生した種です。

スタイルはサラブレッドほど良くありませんが、がっしりとした、筋肉質の肉体が特徴です。

最速動物ランキング~陸上動物~ 3位 スプリングボック

最速動物 スプリングボック

時速95km

スプリングボックは、シカのような見た目をしていますが、ウシ科の動物です。

南アフリカ共和国、ナミビアなど、アフリカ大陸の南部で、大きな群れを作って暮らしています。

2メートル以上ものジャンプ力を持っており、嬉しい時、遊んでいる時、敵を発見した時など、ピョンピョンととにかく良く飛び跳ねます。

最速動物ランキング~陸上動物~ 2位 プロングホーン

最速動物 プロングホーン

時速98km

プロングホーンは、肺や心臓などの機能が優れており、長距離でも時速70kmもの巡行速度を保つことが可能です。

長距離においては、このあと1位で登場する、あの動物よりも勝っており、長短距離をあわせた総合力では1位と言えるかもしれません。

最速動物ランキング~陸上動物~ 1位 チーター

最速動物 チーター

時速120kg

チーターは、加速力が圧倒的に優れており、わずか3秒で時速100kmまで加速する事が可能です。

これは、高価なスポーツカーの殆どを、上回る加速力です。

スプリンターとしては間違いなく最速ですが、スタミナの無さが弱点です。

一度に走れる時間は、60秒ほどしかないそうです。

人類史上最速はウサイン・ボルト氏が記録した時速45km(2022年現在)。
しかし、陸上動物の中では30位内にも入らないレベルでしかありません。

最速動物ランキング 海洋生物の部

続いて、海洋生物のスピードランキングを見ていきましょう。

最速動物ランキング~海洋生物~ 5位 クロマグロ

最速動物クロマグロ

時速80km

マグロのボディーは、泳ぐのに適した、流線形をしており、第一背ビレ、胸ビレ、腹ビレを収納することもできます。

そのため、水の抵抗を小さく抑え、スピードのある泳ぎを実現することを可能としています。

大きなものになると400kgもの巨体となるクロマグロが、80kmで泳ぐ姿は、巨大な銀色の弾丸のようです。

最速動物ランキング~海洋生物~ 4位 シャチ

最速動物シャチ

時速85km

シャチは、水中で最速の哺乳類として知られており、筋肉質で美しい、流線形のボディーを持っています。

しなやかで強靭な筋肉を使った、尾びれでの強力なキックは、最大10トンにも及ぶ、シャチの巨体を、易々と加速させていきます。

海の殺し屋と呼ばれるシャチですが、攻撃力だけではなく、機動力も並外れていることが分かります。

最速動物ランキング~海洋生物~ 3位 マカジキ

最強動物マカジキ

時速90km

マカジキは、上顎が細長く前方に伸びており、体型も細長く、体表は細かい鱗に覆われています。

日本では食用としても、カジキ類の中で最高級品として位置づけられており、肉は赤身で脂ののりも良いと評判です。

「泳いで良し、食べて美味し」そんな魚なのです。

最速動物ランキング~海洋生物~ 2位 メカジキ

最速動物メカジキ

時速100km

メカジキの最大の特徴は、上顎が長く伸長して形成された、鋭く尖り、突き出した吻でしょう。

吻で水を切り裂き、猛進する姿は、凶暴そのものです。

最新の研究によると、メカジキが泳ぐ時、脂肪酸の混合液が分泌され、この油分により頭部の前面に撥水層を作りだし、水の抵抗を弱めているのではないかとも言われています。

最速動物ランキング~海洋生物~ 1位 バショウカジキ

最速動物バショウカジキ

時速110km

バショウカジキは、海洋生物最速の生物で、ギネスブックにも認定されています。

他のカジキ類と同様、上顎が伸び、長く尖っています。

名前の由来となっている、芭蕉の葉に似た大きな背鰭は、普段は折りたたまれており、目立たないのですが、急旋回時に開いてブレーキをかけたり、水面のスレスレを泳ぐとき、水面から出して、スタビライザーのような役割も果たします。

海洋の部では、1位、2位、3位をカジキ類が独占する結果となりました。

鋭く尖った上顎に速さの秘密がありそうです。

ちなみに、水中での人類最速は、400メートル個人メドレーの世界記録保持者マイケル・フェルプス氏の時速9.6kmです(2022年現在)。

最速動物ランキング 空の部

最後に、空の部、鳥類のスピードランキングを見ていきましょう。

最速動物ランキング~空・鳥類~ 5位 ハシグロアビ

最速動物ハシグロアビ

時速90km

ハシグロアビは、全長80cm、体重4kgに及ぶ大型の鳥です。

そのため、スピードが乗るまでは、もたつくことがありますが、翼開長1.5メートルに及ぶ翼を羽ばたかせ、高速で飛ぶことが可能です。

最速動物ランキング~空・鳥類~ 4位 イヌワシ

時速120km

イヌワシは、全長1メートル、翼開長は2.2メートルにも及びます。

高いハンティングスキルを持っており、大きな翼で堂々と、且つ高速で空を舞う姿は、見るものに畏怖を感じさせる威厳が備わっています。

最速動物ランキング~空・鳥類~ 3位 グンカンドリ

時速150km

グンカンドリは、全長1メートル、翼開長は2.3メートルにも及ぶ長い翼を持っており、高高度を飛ぶことが得意な鳥です。

上昇気流にのって1600メートルもの上空へ駆け上がり、そこから斜めへ、下降気味に飛行することで速度を稼ぎます。

また体長の割に、体重が1.5kg程度と軽量なことも、高速飛行を可能とする要因となっています。

最速動物ランキング~空・鳥類~ 2位 ハリオアマツバメ

最速動物ハリオアマツバメ

時速170km

ハリオアマツバメは、全長約20cm、翼開長は50cm程度の小型の鳥です。

鳥類の中で一番上手に飛行することが出来ると言われており、翼を巧みに操り、空中で交尾でさえも行うことができます。

また、水平飛行の速度に限ると、この後ご紹介する1位のあの鳥よりも、ハリオアマツバメに軍配が上がり、ギネス記録認定も受けています。

最速動物ランキング~空・鳥類~ 1位 ハヤブサ

最速動物ハヤブサ

時速180km

ハヤブサは、体長50cm、、翼開長は120cm程の中型の鳥です。

水平飛行では、2位のハリオアマツバメに劣るのですが、下降時などスピードが乗ると時速180kmにも達します。

今回は、急降下などの瞬間的な飛行速度は除いたランキングになっておりますが、ハヤブサの急降下時の瞬間速度は、300km以上、また一説ではMAX380kmにも達すると言われています。

そして「急降下で最も早い鳥」としてギネス認定も受けています。

最速動物ランキング まとめ

世界最速動物ランキング、いかがだったでしょうか?

陸・海・空のスピード自慢の動物たちを見てきたのですが、実に個性的で興味深い動物ばかりが揃っていました。

実は動物のスピードを正確に測るのは、案外難しく、特に海や空の動物の速度の測定方法や信憑性において、様々に議論されているのも事実です。

そのためこの動画でご紹介した、数値やランキングも、エンターテイメントの範疇として見て頂ければ幸いです。

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この掲載記事「陸・海・空!最速動物ランキング」と連動し、同内容の動画版をYouTubeへアップしております。
宜しければそちらもお試し下さい。

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